PET・PET/CTシステム

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Technical Report
全身用PET装置 Eminenceシリーズに搭載された“SYNETRAC”機構の紹介
(株)島津製作所 医用機器事業部
佐藤 友彦

はじめに

近年のPET普及には目を見張るものがあります。PET普及の背景には,もちろんFDG(18F-フルオロ・デオキシ・グルコース)を用いたPET検査の保険適用,PET検診センターの普及,FDG専用のサイクロトロンの登場,などいくつもの要因が考えられます。
なかでも,PET検査(特にFDG-PET全身検査)が普及した最も大きな要因は,検査時間が極めて短くなったことにあると思われます。
島津製作所は第5世代PET装置である“HEADTOME-V”から,その定量性を保ちながら検査時間の大幅短縮のために“エミッション・トランスミッション同時収集”を採用しました。
全身用PET装置Eminenceシリーズでは,更なる検査時間の短縮を目指し,新しいハードウェアとソフトウェアを搭載した“エミッション・トランスミッション同時収集”を開発し,“SYNETRAC(シネトラック)”と名付けました。
今回は,PETにおける吸収補正の役割とSYNETRACの技術的説明を行います。
SYNETRAC原理図
SYNETRAC原理図

Eminence,SYNETRACおよびHEADTOME-Vは(株)島津製作所の商標です。
医療用具承認(許可)番号
21500BZZ00747000 ポジトロンCT装置
[全身用ポジトロンCT装置SET-3000Gシリーズ]
21500BZZ00748000 ポジトロンCT装置
[全身用ポジトロンCT装置SET-3000Bシリーズ]
20600BZZ00277000 ポジトロンECT装置
[全身用ポジトロンECT装置SET-2000Wシリーズ]

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