血管撮影システム

MEDICAL NOW No.84

MEDICAL NOW No.84

Trinias のアプリケーションを用いた腹部IVR について

労働者健康安全機構 熊本労災病院 放射線科
荒木 裕至

はじめに

当院は熊本県第二の都市である八代市に位置し,急性期中核病院,災害拠点病院として熊本県南部地域の中核病院として総合的な医療を提供している施設である。また国の『働き方改革』にも寄与する治療就労両立支援センターとしての役割も担っている。救急体制や災害医療の充実のために,近年では病院のリニューアルに伴い,救急室,ICU,ヘリポートの整備がなされた。
救急医療に対応すべく血管造影室は2 室準備しており,急性心筋梗塞の治療にはじまり,PCIやEVT,アブレーションなど多岐にわたる循環器疾患への対応がなされている。また放射線科的な造影手技/IVR および脳神経外科的な造影検査/IVR(脳動脈瘤コイル塞栓など)を含め,血管撮影装置(いずれも島津製作所社製)が活躍している。
その中で2018年2月,当院に導入したTriniasC12は基本スペックである透視の画質が優れているばかりでなく,付帯するアプリケーションにより,治療の質の向上を実感している。本稿では腹部のIVR症例を提示しながら,Triniasの機能について紹介したい。

  • Triniasは(株)島津製作所の商標です。
製造販売認証番号
224ABBZX00053000 据置型デジタル式循環器用X線透視診断装置 [血管撮影システム Trinias]