外科用X線TVシステム

MEDICAL NOW No.77

MEDICAL NOW No.77

OPESCOPE ACTENOの使用経験

徳島健生病院 放射線科1
徳島健生病院 整形外科2
岩野 晃明1,菅野 佳秀1,江川 英志1,池村 和雄1,船越 康宏1
岡田 正彦2

はじめに

当院は徳島市の中心部に位置する186床の一般病院である。島津製作所の外科用X線テレビジョン装置OPESCOPEシリーズは今回のOPESCOPEACTENO(以後,ACTENO)を含め1997年より3世代に渡り4台目の導入となった。1997年に導入したWHA-50Nは,島津製作所と共同で改良を行った結果,腹部DSA検査が可能となりCTアンギオシステムとして誕生した1)。我々はこのシステムを世界放射線技師会世界大会で発表し,モバイルDSA装置とは思えない高画質に高い評価を得た。1999年には手術室においてWHA-50Sを導入した。2011年よりCTアンギオで使用する装置をWHA-50NからOPESCOPE PLENO(従来機)に更新し,更にクオリティの高い画質を得た。この装置より冷却効率が大幅に向上し,固定陽極でありながら体格が大きい患者の検査もX線管装置の温度制限による透視中断の可能性が低下した。
今回,手術室で使用するWHA-50Sを更新する目的で,数社から装置のデモンストレーションを受け,評価した。ACTENOはCアーム上下動時に唯一カウンターバランス方式を採用し,素早く安全なポジショニングが可能なことで操作性が良く,高画質でハレーションの無い画像が得られた。この結果,2013年12月よりACTENOを手術室へ導入した。

ACTENO の外観

ACTENO の外観

参考文献

  • 1) 岩野晃明:CTとモバイルDSA を組み合わせたハイコストパフォーマンスCTアンギオシステム(MC-ACT)の有用性,INNERVISION,Vol.13 No.11,95-99,1998
  • OPESCOPE ACTENOは(株)島津製作所の商標です。
製造販売認証番号
225ABBZX00105000 移動型デジタル式汎用一体型X線透視診断装置 [外科用X線テレビジョン装置 OPESCOPE ACTENO]
移動型アナログ式汎用一体型X線透視診断装置
  • ※本医療機器は複数の一般的名称に該当します。