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MEDICAL NOW No.76

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トモシンセシスの脊椎外科への応用と問題点
-第87回日本整形外科学会学術総会イブニングセミナー4-

東京女子医科大学 整形外科学教室 主任教授
加藤 義治

第87回日本整形外科学会学術総会(2014年5月22日~ 25日)において,当社は23日に学会との共催にて,イブニングセミナーを開催しました。市村正一先生(杏林大学 医学部整形外科学教室 教授)を座長にお迎えし,「トモシンセシスの脊椎外科への応用と問題点」と題して加藤義治先生(東京女子医科大学 整形外科学教室 主任教授)に講演していただきました。同ご講演内容をご紹介いたします。

はじめに

本日は「トモシンセシスの脊椎外科への応用と問題点」ということでお話しさせていただきます。実は島津のトモシンセシス(以下TS)は2003年頃から発売され既に400台以上納入されているとのことです。この装置は当初消化器用に設計されたX 線透視装置であったため主に胃のバリウム検査に用いられています。全国の大学には殆ど入っているということなのでお帰りになって放射線科に聞いていただくと実はあったということで驚かれるかも知れません。一方,整形外科で認知されてきたのは2010年頃からとのことですからご存知の無い先生方もおられるかと思います。

本日の内容ですが,最初に脊椎外科における応用として頸椎および腰椎疾患における単純X線やCTとTSとの比較についてお話します。具体的にはOPLL,RAなどです。またTSが最も利用価値が高いのはinstrumentationにおける画像評価です。特に金属性のアーチファクトを特別に消す技術であるT-smartを使用したPLFやPLIFの骨癒合,screwのlooseningの評価に有用です。さらにTSとSLOT撮影を両方利用してsagittal alignmentに応用し始めていることをご紹介します。骨盤と脊椎の角度計測に非常に有用です。

本日の講演内容

  • SONIALVISION safireは(株)島津製作所の商標です。
製造販売認証番号
220ABBZX00261000 据置型デジタル式汎用X線透視診断装置[X線テレビシステム SONIALVISION safire17]