X線TVシステム

MEDICAL NOW No.76

MEDICAL NOW No.76

トモシンセシスを用いて行う肩関節周囲炎の診療
-SONIALVISION safireシリーズを用いた新しい肩関節の動態評価-

三菱京都病院 整形外科1
三菱京都病院 放射線技術科2
京都大学 整形外科3
藤田 俊史1,山本 博史1,内田 昌宏2,入江 淳史2,新井 隆三3

はじめに

MRIや超音波機器の進歩により肩関節,滑液包造影検査はあまり多用されなくなってきている。理由として診断精度が比較的低く,造影剤使用によるアレルギー,放射線被ばくなどのマイナス面があるからと考えられる。しかし同時に鎮痛処置を行いながら動態評価が可能な点から今でも診断および治療手技として有用である。SONIALVISION safireシリーズの長所は解像度の高いトモシンセシス撮影が可能であり,金属アーチファクトを除去するT-smart機能の併用により造影剤によるアーチファクトを軽減させこれまでの関節造影検査より良質な病態評価が可能となりball and socket構造を有する肩関節の診療において有用と思われたので当院における使用経験とともに報告する。

仰臥位での基本肢位

仰臥位での基本肢位

  • SONIALVISION safireは(株)島津製作所の商標です。
製造販売認証番号
220ABBZX00261000 据置型デジタル式汎用X線透視診断装置[X線テレビシステム SONIALVISION safire17]