医院開業ガイド

導入事例[ユーザーズボイス]

画面カスタマイズと画像ビューア活用で患者さんへのサービス向上 いしもと脳神経外科・内科様(埼玉県) 診療科目:脳神経外科・内科 院長 石本 総一郎 先生

煩雑な事務処理と画像管理を1本化して簡略に

慶應義塾大学脳神経外科学教室に入局以来、急性期脳血管障害の最先端治療に携わっており、頭痛・高血圧等の慢性疾患の治療及び、脳梗塞・脳出血や生活習慣病等の予防医療にも重点を置いた診療を目指し2年前に開業しました。分かり易く患者さんの気持ちに沿った医療を心がけており、患者さんとの対話を重視しています。一日の診察人数は1日80〜100人弱で、1日20件前後のMRI検査を行っています。
開業時に、カルテの出し入れや事務処理に伴う人的コストを抑えるため電子カルテを導入しました。また、フィルムの出し入れや検索に伴う手間を考え、これらの煩雑さを1つに簡略化でき色々なものを置かず動線をスムーズにできる点から、DICOM画像ファイリング機能が統合されたSimCLINICに決めました。患者さんに説明しながらワンクリックで画像表示できる点が決め手となりました。また、ペンタブレットで自由にペン入力できる点も決め手でした。さらにコスト面もリーズナブルでした。

画像観察に配慮しシステムを充実

開業時3台の端末から始まり、現在では診察室1台、処置室2台、受付2台の合計5台とカルテサーバ1台が稼動しています。<Fig.1> 画像表示用の高精細モニタは白黒のMRI画像を表示してみて、これしか考えられないと思い決めました。やはり整形外科や脳神経外科の先生には高精細モニタをお勧めします。その他のモダリティは、MRIと超音波診断装置、X線撮影装置、心電計をネットワーク接続しDICOM画像保管しています。紹介状はスキャナで取り込みますし、臨床検査結果も専用PCに届くデータをメディアで取り込み管理しています。 Fig1. システム構成図

受付からレセプト請求まで効率良く

Fig2. ペンタブレットでのカルテ記入例

電子カルテ運用により、カルテやフィルムの出し入れや運搬の手間が省けるのはもちろんのこと、診察券読取機で自動受け付けできスタッフの手を患わす必要がありません。入力はペンタブレットを愛用しており、自由に書き込んでいます。<Fig.2> 他に、手間のかかる薬剤入力も過去カルテからDo入力ができ便利です。また、診療内容も、薬や検査全てをあらかじめセットに組んであり、ワンクリックで入力でき便利です。シェーマは「頭を打った」「お腹が痛い」「扁桃腺」などを表わす際に使っています。診察が終わったらすぐに会計もでき、レセプトはオンライン請求を行っています。

画面カスタマイズは他にない特長

Fig3. 長谷川式検査シート

画面レイアウトの融通が利くので、初診用と再診用に所見を分けたり症状別にチェック項目が出るようにカスタマイズしました。自分の使い易いようにカスタマイズできどんどん良いカルテになる、これは他にない特長です。他にも長谷川式検査や神経学的検査のシートを自由に追加して使うことができ、今ではこのシートがないと困ります。<Fig.3>
当院では初診の患者さんが多いため、私が問診を取っていると診察時間が長引くことになります。そこで問診のポイントを全てまとめたシートを作り、看護師が問診を行いカルテに入力しています。これにより、初診の患者さんでもカルテ画面を見れば全ての症状が把握できますので、診察時に改めて聞くことはほとんどなく、診察待ちの時間を短縮できました。問診の順序も看護士が聞いて入力しやすいように工夫しました。
診察状況モニタもとても便利です。私の診察中に、受け付けスタッフが「この患者さんは急いでおられます」など入力すれば、電話でいちいち伝えなくても患者さんの状況を伝えることができます。例えば星マークは「診察手帳を預かっている人」、“CL”は「対応に注意が必要な方」というように院内でマークを決めてうまく使っています。

画像ビューアを活用し患者さんにわかり易く

DICOM画像ビューアが搭載されており画像連携がスムーズで、ワンクリックで非常に早く表示できます。患者さんと「去年撮った画像どうでしたかね」などと話しながらぱっと見ることができ、とても助かっています。前回の画像と比較すると、患者さんにも分り易く「ちゃんと見てくれている」という安心感があります。MRI画像をフィルムに分割表示すると小さくて分り難いのですが、なるべく画像を大きくして説明してあげることで納得していただけます。実物大の脳の大きさにしてあげることもできて本当に良いですね。脳ドッグの患者さんにはMRIなど画像を全部CD-Rに書き込んで渡しています。
サービス面で困ったことがあると、すぐリモートメンテナンスで対応してくれるので助かっています。患者さんをそれ程長くお待たせすることなく処置してもらえます。

導入をお考えの先生への一言

ペンタブレットは本当の手書きと同じような感覚で入力できるので一番お勧めできる点です。画像情報と連携しており、ワンクリックで表示できる点もお勧めします。

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