医院開業ガイド

導入事例[ユーザーズボイス]

使いやすさやサポート体制を総合評価し電子カルテ買い替えに成功

電子カルテは診療所の大動脈

当院は開業して間もなく4年半を迎えますが、開院時より電子カルテを導入し運用しておりました。当初は、紙カルテの保管スペースが確保できないという理由で導入したのですが、実際に運用を進めていくと、診療所の中での電子カルテの位置付けは大動脈だと認識するようになりました。電子カルテが止まってしまいますと、診療自体が進められなくなり、患者さんに多大なご迷惑をかけることになります。当初導入した他社の電子カルテを使用していた時は、サポート体制が不充分であったこともあり、実際に診療がストップしたことが何度かありました。電子カルテは診療所の大動脈であるという認識が弱い会社では、今後の運用に必ず支障を来すと実感し、電子カルテの買い替えを決心しました。

サポート力とユーザー要望への対応が条件

Fig1. サポート力とユーザー要望への対応が条件(旧システム情報のSimCLINIC T3端末上での表示例)

電子カルテという機器を選ぶのではなく、電子カルテ会社を選ぶということが、今回の1番目の課題となりました。絶対に壊れない機械はありませんし、コンピュータソフトも脆いものですから、トラブルに対応できるサポート体制が整っているかどうかが重要となり、前述の認識を企業としてしっかり持っているのかを見分ける必要がありました。
また、電子カルテ買い替え時には従来データのコンバートが必要であり、それをどのようにするかが2番目の課題となりました。当院ではカルテ画面を画像ファイルとして保管・表示できるコンバートソフトウェアを使用することにし、このソフトウェアとの連携に協力できる電子カルテ会社を探しました。買い替えの場合は、ユーザーの要求にある程度応えながらカルテを変えていこうという意思がある会社 を選定することも必要でした。
これらの条件をすべて満たす企業であること、かつ電子カルテ自体の使い勝手を総合して島津のSimCLINIC T3を選択しました。結果として、今では電子カルテサービスセンターに電話すれば、すぐにリモートでメンテナンスしてもらえるので、診療が止まるということもありません。
また、旧システムのカルテ情報はコンバートソフトウェアとSimCLINIC T3とを連携させることで、その端末上でペーパレスで参照することができます。診療中の患者さんのカルテを開いた状態から、ワンクリックで過去のカルテがFig.1のようなレイアウトで表示されますので、何のストレスもなく診療を進められます。

見やすい画面レイアウト

Fig2. 見やすい画面レイアウト(SimCLINIC T3のカルテ画面)

電子カルテ画面で医師が一番最初に気になるのは、視覚的に紙カルテと同じようなレイアウトになっているかということだと思います。SimCLINIC T3の画面は紙カルテのレイアウトに近く、過去カルテを左側、現在カルテを右側に表示して入力することができます。<Fig.2> レイアウトも非常によくできており、ビジュアル性も高く、シーケンシャルに診療記録を進められ、多数の患者さんの診療があっても頭の中が混乱しません。当院のような電子カルテの基本機能を重視する内科、小児科、耳鼻科などでも使いやすくできていると思います。

診察の流れに沿って入力しやすく、診療スピードが向上

Fig3. 診察の流れに沿って入力しやすく、診療スピードが向上(入力が容易なオーダーパレット)

小児科では使用する薬や検査内容はだいたい決まっており、オーダーパレットに咳、鼻、お腹の薬、抗生剤などの処方箋セット約10個と、検査のセットを作成しておけば、ほとんどの入力が完結します。<Fig.3> 以前使用していた電子カルテは所見、処方、処置、検査などもセット登録されていました。大きな判子をポンと押している様なもので、クリック数は少ないのですが、少しでもセット内容から外れるとキーボードで修正しなくてはいけません。小児科は件数がとても多いので、できるだけ修正操作は避けたいものです。開業当初は診療報酬の知識が浅いこともあり、全てセットされている方が便利と思っておりましたが、慣れてくれば診察の流れに沿って必要項目を入力していく方が、修正操作も少なく効率的ということがわかりました。SimCLINIC T3を導入してからは、視覚的な見やすさも手伝い、診療スピードは確実に早くなりました。修正操作が減ったため肩凝りも改善しました。診察の流れに沿って入力できるSimCLINIC T3は当初の予想以上に使いやすい電子カルテといえます。
また、従来の電子カルテでは私が多くの箇所を入力していましたが、今は受付端末を会計業務が行いやすいようカスタマイズし、できるだけ事務スタッフに入力を任せることにしました。事務スタッフの仕事は増えましたが、とても使いやすいと評判で、逆に診療報酬への理解が深まることでスタッフのモチベーション向上にもつながっています。

縦割り診療に便利な薬剤チェッカー

当院は小児科単科なので、日頃処方する薬剤情報は覚えていますが、別の基礎疾患のため他院で処方されたお薬を服用されている場合に、薬剤チェッカーで併用禁忌のチェックが行えます。現在は医療も縦割りになっており一人の患者さんを全て診るケースは減っているため、他院でお薬を処方されている方を診療する場合には、このようなツールが便利だといます。シェーマもカルテの好きなところに貼れるので便利で、よく使っています。 Fig4. 縦割り診療に便利な薬剤チェッカー(システム構成図)

導入をお考えの先生への一言

カルテ画面が見やすく、使いやすく、かつサポート体制も充実しています。他メーカーの電子カルテへの買い替えをあきらている先生方に、当院の事例を成功事例として紹介したいと思います。現在ご使用の電子カルテに満足していない先生は、是非、島津さんに声をかけていただければと思います。

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