X線TVシステム
国内初※。X線テレビシステム搭載 骨密度測定アプリケーション
消化管や泌尿器検査から、脊椎・下肢領域での整形外科分野まで多目的に画像診断をサポートするX線テレビシステムSONIALVISION G4 LX editionに、国内では初めて※骨密度測定アプリケーション[SmartBMD] をオプションとして設定しました。腰椎および(または)大腿骨近位部をスキャンすることで簡単にDXA 法による骨密度測定が可能です。
・DXA法:二重エネルギーX線吸収測定法(dual-energy X-ray absorptiometry)は、エネルギーレベルの異なる二つのX線を検査対象に照射して、それぞれのエネルギーがからだの組織によって吸収率が異なることから、検査対象の組成を測定する方法で、骨密度測定の標準方法として重視されています。
※ 日本国内における据置型デジタル式汎用X線透視診断装置において
1台で2役、X線テレビシステムで画像診断と骨密度測定が可能
骨密度測定と、圧迫骨折などの脆弱性骨折の有無や骨の変形等の画像診断が、患者を移動させることなく一連の検査のなかで行えます。
移動時間がないため検査時間を短縮でき、検査効率の向上とともに、患者の負担も軽減します。
深層学習を用いたセグメンテーション
- 経過観察に重要となる安定した自動セグメンテーションを実現
- 骨密度が低い箇所での骨領域抽出の精度向上
- ユーザーの骨領域の手動修正時間の削減

短時間で精度よく測定が可能
SmartBMD では、腰椎および(または)大腿骨近位部で細いX線幅のファンビームで、それぞれ10 秒スキャン(9 インチ視野時)するだけで骨密度計測が可能です。
高精細・高感度のフラットパネルディテクタ(FPD)で歪の少ない計測により、高い再現性を実現しました。
寝台昇降で患者の負担を軽減
寝台高さは、47cm まで下げることができます。低い位置で簡単に乗り降りができるため患者の負担を軽減できます。
透視機能で位置決めが簡単
測定部位を合わせた後の位置調整は、モニタに表示させる透視画像にて、確認できます。
骨どうしが近接していて、位置設定が困難な患者でも、簡単・スピーディーに設定でき、測定の再現性も向上します。
レポート形式で見やすく表示・記録
測定結果は、レポート形式にて見やすく表示できます。
また腰椎正面と大腿骨近位部の測定結果を1つのレポートに統合して表示することもできるため画像データと共に総合的な結果分析などに活用いただけ、結果の管理も効率よく行えます。
- SONIALVISION は株式会社島津製作所の商標です。
製造販売認証番号 | |
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224ABBZX00052000 | 据置型デジタル式汎用X線透視診断装置 [X線テレビシステム SONIALVISION G4] 据置型デジタル式汎用X線診断装置 ※ X線平面検出器読取式デジタルラジオグラフ ※ 二重エネルギー骨X線吸収測定装置 ※ |
※本医療機器は複数の一般的名称に該当します。
管理医療機器、特定保守管理医療機器、設置管理医療機器