機器設置のアドバイス - 一般撮影システム

一般撮影システムの設置に必要な情報を、X'sy Anesisを例にご案内いたします。詳しい内容は島津メディカルシステムズにご相談をお願いします。

X’sy Anesis [エクシーアネシス] Mパック/MHパック/Aパック/AHパック

  1. X線防護は、原則としてX線室を囲む6面(壁、天井、床)すべてに必要です。
    一般的なX線防護材料としては、鉛、コンクリートがあります。
  2. 電源は単相交流200V、50/60Hz、15kVA以上(Aパック)、または単相交流100V/200V、50/60Hz、1.5kVA以上(AHパック)をご準備ください。また、D種接地工事が必要です。
    > 詳しい電源仕様はこちら
  3. 撮影室入口上部に「使用中」表示灯を取付けてください。
  4. 撮影室のコンセントは、全てアース付きとしてください。(厚生労働省通達)

設置・レイアウト例

設置例
レイアウト例
  • 少ない設置スペースで、立位撮影を含む本格的なX線撮影が行えます。
  • 人にやさしいインバータ式X線撮影装置です。
  • 100V電源でも設置できるMHパック、AHパックもご用意しております。
  • ワイドなポジショニングエリアのMパック、MHパックは整形領域での撮影に有効です。
設置例

設置レイアウトを3Dでシミュレーション

機器を設置する場合のレイアウトや動作シュミレーションが行える3Dシミュレーションツール「おためしレイアウト」をご用意しています。医療従事者様向け会員制サイトSHIMADZU MEMBERS CLUB(登録無料)にご登録いただくだけで簡単に始めていただけます。お気軽におためし下さい。

おためしレイアウト

レイアウト例

X’sy Anesis構成

品名 質量
① X線制御卓 約1.1kg
② X線撮影台 約240kg
(AHパックの場合)
③ 制御キャビネット
④ リーダー撮影台(別売り)  
レイアウト例

設備例

設備例

X線撮影装置 X’sy Anesis 設備

電源設備   Aパック/
Sパック
AHパック/
SHパック
Mパック MHパック
電圧 AC200V AC100V/200V AC200V AC100V/200V
電源容量 15kVA以上 1.5kVA以上 25kVA以上 1.5kVA 以上
電源周波数 50/60Hz
X線高電圧装置 公称最大電力 16kW 20kW
短時間定格 125kV 125mA 125kV 160mA
100kV 160mA 100kV 200mA
80kV 200mA 80kV 250mA
鉛防護 壁4面、天井・床(階上、階下がある場合)に鉛当量1.5mmpb以上が必要です(リーダ台背面については3.0mmpb以上必要)。
出入口 出入口(搬入路)は800mm以上必要です。
  • X’sy Anesisは、株式会社島津製作所またはその関係会社の日本およびその他の国における商標です。
  • X’sy Anesisは診断用X線装置EZy-Rad Proの愛称です
製造販売認証番号
220ABBZX00103A01 据置型アナログ式汎用X線診断装置 [診断用X線装置 EZy-Rad Pro]
据置型デジタル式汎用X線診断装置
 
  • 特定保守管理医療機器
    ※本医療機器は複数の一般的名称に該当します。