近赤外光イメージング装置(光トポグラフィー検査対応)SPEEDNIRS
光トポグラフィー検査対応、近赤外光イメージング装置について
近赤外光イメージング装置は、近赤外分光法(NIRS: near-infrared spectroscopy)を用いて脳表面の酸素状態を捉えることで、脳の活動状態をリアルタイムにカラーマッピング表示する装置です。光トポグラフィーやfNIRSとも呼ばれる本装置を用いた検査方法について、詳しくはこちらをご参照ください。
平成26年4月の診療報酬改定により、
「光トポグラフィー検査を用いたうつ病の鑑別診断補助」が保険適用されました。
SPEEDNIRSは光トポグラフィー検査を行うことができる装置です。
特長
よりコンパクトに、より軽く
すっきりスマートな卓上タイプ
従来製品より小型化、軽量化を実現しており、小さな検査スペースで計測いただけます。また、 部屋から部屋への持ち運びも簡単に行っていただけます。
かんたん計測
より進化した一体型プローブ
ホルダーと送受光ファイバーを一体化した新型プローブを採用し、計測までの手間と時間をカット。患者様の負担も低減しました。
シンプルなPC操作と直感的なユーザーインターフェイス
煩雑なパラメータ設定を減らし、少ないPC操作で計測を開始していただけます。
わかりやすい検査結果表示
検査結果はトレンドグラフ表示・マッピング表示により、直観的に捉えられます。また、精神科向けに新たにレポート機能を標準搭載。問診での診断結果に客観的なデータを加えることで、患者さまやご家族への説明をスムーズに行って頂けます。
レポート出力(例)
確かな信頼の高品質データ
頭髪部位の計測が可能
髪の毛がかき分けやすく頭皮への密着性の高いファイバー先端構造により、前額だけでなく頭髪部位も計測できます。
ファイバ先端
動きに強いプローブ
ホルダー部分にアジャスト機能を搭載。頭にしっかりと固定することができ、動きによるアーチファクトの影響を抑えました。よりダイナミックな動きにも対応します。
3波長半導体レーザによる安定計測
脳活動の指標となる、血中の酸素化および脱酸素化ヘモグロビンの濃度変化は、波長の異なる複数の光を用いて計測します。島津は3波長方式を採用。データ量を増やすことで、ノイズの少ないより安定度の高いデータを追求しました。
独自の時分割点灯方式を採用
多数配列された送光ファイバからの光がひとつずつ時間差をつけて点灯する独自の時分割点灯方式を採用しました。他の送光ファイバから漏れた光の影響をなくし、クロストークノイズを防ぐことで、より高品質なデータが得られます。
SPEEDNIRSは、株式会社島津製作所またはその関係会社の日本およびその他の国における商標です。
製造販売認証番号 | |
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226ABBZX00098000 | 機能検査オキシメータ[近赤外光イメージング装置 SPEEDNIRS] |
特定保守管理医療機器