RSNA2018 島津ブースレポート

2018年12月

本展示会は終了しました。
多数のご来場、誠にありがとうございました。

 

rsna2018

 

平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
米国シカゴにて開催された世界最大の放射線学会 RSNA の付設展におきまして、弊社は “SHIMADZU means X-ray.” をテーマに、X線装置の線量低減や画質向上を目指す最新製品と、様々な検査や診断・治療を支援する革新的なアプリケーションを出展し、多くのお客様にご高覧いただきました。同時に、弊社のもう一つの強みである分析計測技術を用いたヘルスケア領域での取り組みについても、最新情報をご紹介しました。

 

Shimadzu Booth

”患者様のために最善を尽くす” 医療に携わる方々の願いは島津の願いでもあります。
医療現場により良いソリューションをお届けするため、島津の技術は常に進化し続けます。

 

“With Your Stories - lifetime healthcare support”

医用画像技術をはじめ、業界をリードする分析技術を持つ当社は、予防から診断、治療、フォローアップまで、皆様に寄り添いながら様々なシーンでの医療貢献を目指しており、これらの取り組みについてもご紹介しました。

 
Trinias c16 unity edition

低侵襲治療を新しいレベルへ

Trinias C16 unity edition

低侵襲治療を支援するTrinias series unity editionから、下肢領域など広範囲な撮影に有効な16×12インチの大視野FPD搭載システムとチルト・ローリング可能な多機能SMART Tableを出展し、画像とテーブルの連携機能(オプション)により、画像の関心領域に合わせてSMART Tableが自動的にポジショニングされる点をご紹介しました。
下肢治療ガイダンスアプリケーションSCORE Chase(オプション)では、追跡撮影終了後瞬時に長尺DSA画像が生成できることや、撮影済みの画像をMAPとして再利用することにより被ばく低減や造影剤の投与量を削減できることについて、高い評価をいただきました。
動きに強いDSAであるSCORE RSMの適用例として下肢治療と肝動脈塞栓治療をご紹介しました。下肢治療では追跡造影においても高い血管描出能を持つ点、肝動脈塞栓治療では息止め不要で手技を進めることができる点が注目を集めました。

 
SONIALVISION G4

最新アプリケーションでBESTな選択を

消化管検査をはじめ、整形領域、泌尿器領域、DSA検査(オプション)まで幅広い検査に柔軟に対応可能な多目的なシステムデザインと、様々な領域で検査の可能性を広げる各種アプリケーションを臨床画像と共にご紹介しました。整形領域の様々な部位の治療の経過確認・評価のために、多数のご施設で有効活用いただいている点を豊富な臨床画像でご紹介し、高い評価をいただきました。また低線量化・操作性の向上を図った長尺撮影SLOT Advanceの画像も注目を集めました。

 
RADspeed Pro EDGE package

新たな臨床価値をご提案
DR搭載高機能X線撮影システム

RADspeed Pro EDGE package

トモシンセシス、自動長尺撮影機能、デュアルエナジーなど検査の幅を広げるアプリケーションについてご紹介しました。特に専用ワークステーションにより次の検査と同時並行で画像再構成が行えてスループット良く検査が進められ、かつ画像再構成技術T-Smartにより金属の影響を抑えた画像を取得できるトモシンセシスを高くご評価いただきました。また、リモコン操作でスムーズに撮影準備が行えるオートポジショニングや、X線管装置側からも撮影条件や術式変更が行える操作パネルなど、被検者に配慮しつつ検査準備が行える点も好評でした。

 

あらゆる今を超えて さらなる新しいかたちへ

MobileDaRt Evolution MX8 version

伸縮式支柱採用により、前方を見通しよく快適に回診が行えるFPD搭載回診用システムMobileDaRt Evolution MX8Versionを多数ご用意してお試しいただきました。全世界で4,000台以上(2018年10月現在)の実績を誇るMobileDaRtシリーズの最新版である本機種には、これまで培ったノウハウにより、内蔵式大型モニタや高さ変更可能なハンドルなど、使い勝手の良い工夫が随所に施されています。会場は常に、これらを実際にお確かめいただく多くのお客様で賑わいました。

 
Elmammo Avant Class

やさしさからうまれた女性のためのPET装置

Elmammo Avant Class

乳房を検出器ホールに入れるだけの痛みのない検査と、全身PETでは得られなかった高精細画像で注目の乳房専用PET装置は、寝台形状の変更によりブラインドエリアの低減と検査時の負担軽減を図る新タイプとして進化を遂げており、その新タイプを模型にて参考出展しました。

(国内専用)

LIGHTVISION

光で映す血管・リンパ管 ICG蛍光イメージング

LIGHTVISION

手術中に容易に血流の確認やリンパ管の同定が可能なICG蛍光法を、ハイビジョン画質で実現する近赤外光カメラシステムを実機にてご紹介しました。国内では乳がん手術時にセンチネルリンパ節を同定する手法として有用性が認められいますが、高精細画像にて血管やリンパ管が表示できる点において更なる可能性が期待できるとのご意見をいただきました。

フロスト&サリバン社「2018 APAC Fluorescence Surgical Imaging for Breast Cancer New Product Innovation Award」を受賞

島津製作所は、近赤外光カメラシステムLIGHTVISIONが乳がん手術用蛍光イメージング市場で優れた製品とソリューションを提供していることに対して、フロスト&サリバン社から「2018 APAC Fluorescence Surgical Imaging for Breast Cancer New Product Innovation Award」を受賞しました。

RSNA2018島津ブースへの多数のご来場、誠にありがとうございました。

 

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